おむすび第45回「支えるって何なん?」【金】
震災から10年経ったけど、心の復興はまだ出来ていないと、市役所の若林さんは言います。
ナベさんは、震災後すぐは、あんなに嫌がってたアーケードの設置を、活気あるあの頃に戻ろう!と、積極的にアーケード設置で動いてたんですね。
でも、アーケードが完成すると、緊張の糸が切れてしまったのか、元の状態に戻ってしまったと。
なるほどね。ナベさんは以前は、商店街のために、意欲的に動いてくれてたんですね。
それに集中することで、悲しい現実から目を背けたかったのでしょうか。
でも完成してしまうと、現実と向き合う時間が多くなってしまった?
そのことを知った聖人は、ナベさんに靴の修理の依頼をして、少しずつナベさんに関わろうとします。
靴の修理は引き受けてくれたものの、ナベさんが商店街の人たちと向き合えるのは、まだ時間がかかりそうですね。
一方、サッチンは。
結が自分のしたことにショックを受けていることを知ります。
自分の作った献立が、アスリート・翔也向けの献立でないこと、そして、それを翔也が我慢して食べ続けていたこと。
「何も気づかんと、支えた気になってた」と、ポロポロ泣きながら話す結をみて、
翔也の1週間の献立を、一緒に考えてくれることになりました。
サッチン、すんごくいい人だったのね…!!
そしてサッチンは、自身の過去も教えてくれました。
サッチンは、陸上部のコーチの言うことを聞いて、できるだけ体重を落とすような食事の取り方をしていました。
しかし、それが原因で摂食障害になってしまったと。
コーチの言うことをきいていたら、インターハイも優勝できたけど、ある日、練習中に倒れてしまうことに。
病院に運ばれて、検査をすると、疲労骨折をしていました。
骨密度もボロボロで、貧血もひどい状態。
それで入院をしていたようです。
サッチンは、自分みたいな子を1人でも減らすために、早く栄養士の資格を取って、早く現場に出たいと明かしてくれました。
これをきっかけに、結たちJ班は、プリクラを撮るまでに仲良くなりました。
良かった。良かった。^ ^
まとめ
今回で、サッチンが初めて笑いました。
そして色々自分の過去を教えてくれました。
サッチンは、とぉってもいい人でした。笑
仲良くなった4人。
これからどう学校で学んでいくのか、活躍していくのか、楽しみです!
あと、余談ですが、
最後に出てきた、結が書いたメッセージカード。
『豚まんは、炭水化物とビタミンB1が一緒に取れるから皆さんでどーぞ!』ってやつ。
結の字、あんなに綺麗だったっけ??さすが、書道部だったことはあると思わせる字!
一時、進路を書く紙に書いてた字が、書道部のくせに綺麗じゃないなと思ったけど、笑
綺麗だった!ごめんなさい!見間違いだった!