光る君へ第40回「君を置きて」
こんにちは。お立ち寄りくださりありがとうございます!
40話は下記のように分けました。
- 源氏物語の音読会(すいません、勝手に名付けてます)
敦康の反応は、もう源氏物語にかぶれていそう。
まひろに、「藤壺は、誠は光る君のことをどう思ってたのか?」と質問。
でも絶対に言わないまひろ。どう思うかは読む人が決めるってことかな。
そんななか、道長は、「たとえ藤壺の心を得たとしても、光る君は幸せにはなれなかったと思いますが。不実の罪は必ず己に返って参りますゆえ。」と。
敦康に向けた言葉でしたが、後々自分の身に降りかかる付箋?それともまひろの付箋?
気になるセリフでした。
2.占い
この占いは、わざと帝が聞こえるところでやったのだろうか。
帝が床に伏せている横で。わざわざ?
代が変わる。崩御なんて。
道長が怖くなっていく・・・
3. 譲位
帝の体調がすこぶる悪く、占いも帝が政務に戻られることはないと出たことから、話が譲位の方向へと変わっていました。
道長は、道長派である4人を集め、敦康様ではなく、敦成様を次の東宮にしようと話を固めていきます。
通常とは違う順番になることに、行成だけが渋い顔をしていました。
その後、帝は「譲位する」と仰せに。
もう、ヨレヨレの一条天皇…😢
帝は行成に、次の東宮を敦康に、行成から左大臣に言ってくれ、と頼みますが、行成が見事に説き伏せます。
(色々セリフは割愛)
行成「恐れながら、天の定めは人知の及ばざるにございます。敦康親王様を東宮とすること、左大臣様は承知なさるまいと思われます。何卒…!」
一条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかった」
行成の説き伏せる力が見事でした。実際、こんなこと帝に言うなんて、きっと行成はストレスで、嫌で嫌で仕方なかったろうなと思います。だから渋い顔をしてたのかなぁ。
一条天皇、無念…
早速、行成は道長に報告。「お上がただいま、敦成様を東宮にと仰せになりました。」
え…?そんなはっきりは言ってなかったけど大丈夫?これで決定?なかなか強引だなぁ。
行成もやりました的な顔を道長に見せましたが、道長がいなくなった後で、やりきれない顔をしてましたね。本心は帝の思いを尊重して、敦康にする方がいいと思ってたのかな。
4. 中宮激怒
中宮・彰子は、次の東宮が、敦康ではなく、敦成になることに激怒します。
自分になんの相談もなく進めた。
「父上はどこまで私を軽んじておいでなのですか!」
おー、彰子様は言い返せるようになりましたね。かなり成長しました。
「帝にお考えを変えていただきます。」と帝のもとに向かおうとしますが、
道長「政を行うのは私であり、中宮様ではございませぬ。」と。
この言葉に中宮は、泣き崩れます。
彰子「中宮なぞ、何もできぬ。愛しき帝も、敦康様もお守りできぬとは。」
「藤式部、何故女は政に関われぬのだ?」
まひろはその問いに答えることはありませんでした。まひろも以前そういったことを言ってましたね。だから、道長に託した。でもその道長が、自分が支えている中宮様の思いを阻んでいる。うーん、なんとも考えられた脚本。
5. 一条天皇死去
「露の身の 風の宿りに 君を置きて 塵をいでぬること」
大河史上、最も美しいのでは。とSNS上で言われていた帝が死んでしまいました。
ああ、寂しい。
次は年寄りの帝かぁ〜って、三条天皇35歳位みたいなんですけど。年寄りって、キヨ子!(漢字出てこない)でもキヨ子は17。そらそうか…涙。
6. 双寿丸登場!
ところ変わって、賢子の話。
賢子は買ったばかり?交換したばかり?の瓜が盗まれてしまい、盗人を追いかけていきます。
人気のないところで、盗人の仲間に捕まりそうになりますが、そこを双寿丸が助けます。
そしてそのお礼にと、家でご飯をご馳走します。
双寿丸は、自分のことを、平為賢の武者で下っ端の下っ端だと言います。
そこに、まひろが帰宅。
双寿丸「誰?」
まひろ「あなたこそ誰なの?」
これは賢子の恋でしょうか。まひろ的には、昔仲が良かった直秀と被っちゃいそうですね。
7. まとめ
一条天皇時代が終わってしまいました。
25年続いたと言っていましたが、亡くなられたのは31歳らしく、ほとんど子供の頃が天皇だったのですね。実資が、譲位の話をする際に「帝はまだお若い!譲位などと」と怒ったのも分かります。
一条天皇の辞世の句、字幕にしていないと何言っているのかわからないレベル。一条天皇だけに限らずですが、死ぬ間際の人が詠む歌は、聞き取れないのが当たり前だとは思いますので、大河ドラマは字幕で見ることを強くお勧めいたします!!
以上。